IT技術が発展してインターネットが人々に普及した今、インターネット上で商品やサービスを取引するオンラインショッピングも当たり前となってきました。オンラインで取引ができるこうしたサイトをECサイトと呼びますが、近年の需要増加にともない作成・運用ができるエンジニアの求人も増えてきています。では、ECサイト構築や保守運用の案件を獲得するためには、どのようなスキルを持ち合わせておくと有利になるのでしょうか。
まずは、EC サイトの機能部分を作るのに欠かせないプログラミングのスキルです。サーバー側の処理を作る際に用いられるバックエンドの言語として有名なのはPHP・Pythonなどが挙げられます。そして、見た目部分の構築としてフロントエンドのHTMLやCSS、JavaScriptといった言語を使いこなせるようになっておくと開発作業には困りません。
また、商品の情報やユーザーの取引情報などを管理するためにはデータベースも必要です。そのためデータベースの設計・構築ができるスキルも持っておくとよいでしょう。OracleやPostgreSQLといった有名どころのデータベースに関する知識、そしてデータベース用の言語であるSQLの使い方をマスターしておくことで、ECサイトの保守運用業務は行えます。
他にも、ECサイトの種類や規模によって求められるスキルにはいくつか違いはありますが、プログラミングとデータベースに関する知識はいずれも持っておいて損はありません。これらのスキルを持っていることを証明し、なおかつ、どうECサイトを運用すればいいのかを正しく理解し、案件獲得を有利に運びましょう。